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論文

Evaluation of residual stress relaxation in a rolled joint by neutron diffraction

林 眞琴*; Root, J. H.*; Rogge, R. B.*; 徐 平光

Quantum Beam Science (Internet), 2(4), p.21_1 - 21_16, 2018/12

AA2018-0259.pdf:2.23MB

The rolled joint of pressure tube, consisting of three axial symmetric parts, modified SUS403 stainless steel, Zr-2.5Nb pressure tube and Inconel-718, has been examined by neutron diffraction for residual stresses. It was heat treated at 350$$^{circ}$$C for 30, 130 and 635 hours to simulate the thermal aging of the rolled joint over the lifetime of the advanced thermal reactor at 288$$^{circ}$$C for 1, 5 and 30 years. The crystal lattice strains at various locations in the rolled joint before and after the aging treatments were measured by neutron diffraction and the residual stress distribution in the rolled joint was evaluated by using the Kroner elastic model and the generalized Hooke's law. In the crimp region of the rolled joint, it was found that the aging treatment had weak effect on the residual stresses in the Inconel and the SUS403. In the non-aged Zr-2.5Nb, the highest residual stresses were found near its interface with the SUS430. In the Zr-2.5Nb in the crimp region near its interface with the SUS430, the average compressive axial stress was -440 MPa, having no evident change during the long-time aging. In the Zr-2.5Nb outside closest to the crimp region, the tensile axial and hoop stresses were relieved during the 30 hours aging. The hoop stresses in the crimp region evolved from an average tensile stress of 80 MPa to an average compressive stress of 230 MPa after the 635 hours aging, suggesting that the rolled joint had a good long-term sealing ability against the leakage of high temperature water.

論文

複雑な実環境をシミュレートしたデータ取得にもとづく腐食要因の解明; 海洋環境と原子力施設を例として

山本 正弘

材料と環境, 66(1), p.3 - 12, 2017/01

腐食現象の発生メカニズムを明らかにするために、実験室的に実環境での腐食を再現するシミュレーション試験法を検討してきた。本稿では、海洋環境と原子力施設を例にこの手法に関して紹介する。海洋での腐食については、干満帯直下で見られる腐食極大に着目した。実環境を再現する試験を実施した結果、この領域では干潮時には、干満帯部をカソードとして腐食が進行し、満潮時には海中部深くをカソードとした腐食が進行し、長期間アノードが固定する現象が観察された。これは、アノード溶解が継続することで環境が変化して、腐食し続ける、いわゆる、「とけぐせ」と呼ばれる腐食現象と考えられる。原子力施設については、高い放射線環境での腐食解析や電気化学測定が可能な装置を駆使してきた。一例は、核燃料再処理施設でのNpの混入による腐食加速現象が、Np$$^{6+}$$がステンレス鋼表面で還元され腐食が進行し、還元されたNp$$^{5+}$$がバルク溶液中に再酸化されるため、微量のNp混入でも腐食が加速されることを示した。また、軽水炉内での放射線環境で生成する過酸化水素の影響についても評価する手法に関しても紹介した。

論文

Radiation defects in heavy ion-irradiated nickel at low temperature by X-ray diffuse scattering

前田 裕司*; 松本 徳真; 加藤 輝雄; 須貝 宏行; 大塚 英男*; 左高 正雄

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 232(1-4), p.312 - 316, 2005/05

 被引用回数:1 パーセンタイル:14.45(Instruments & Instrumentation)

本研究は原子力材料での照射効果の機構を理解するために、重要な研究課題の一つであるカスケード損傷の構造を明らかにすることを目的としている。照射欠陥の生成や回復などの過程はこれらを凍結することでその素過程を調べることができるため、極低温での実験が不可欠である。しかし、このような低温での研究の報告例は少ない。また、微小サイズの照射欠陥を調べるには電子顕微鏡でも困難であり、最も有力な測定方法としてX線散漫散乱法がある。X線散漫散乱はブラック角近傍のX線の散乱である。本報告は低温のままで重イオン照射とX線回折ができるクライオスタットを開発し、これを用いてX線散漫散乱の測定による照射欠陥の解析をしたものである。実験はNi単結晶試料にタンデム加速器の127MeVのヨウ素イオン(I$$^{10+}$$)を16Kの温度で照射し、35K以下の温度でX線散漫散乱の測定を行った。その結果、散漫散乱強度はqをブラック角からのずれとして、q$$^{-2}$$乗及びq$$^{-4}$$乗の依存性が観測された。これは、生成された欠陥は点欠陥だけではなく、クラスターも形成していることを示すことから、カスケード損傷の形成を示唆するものである。また、室温までの焼鈍により、クラスターは格子間原子型では成長し、空孔型では変化しないことがわかった。

論文

Status of JAERI material performance database (JMPD) and its use for analyses of aqueous environmentally assisted cracking data

加治 芳行; 塚田 隆; 三輪 幸夫; 辻 宏和; 中島 甫

Environmentally Assisted Crarking (ASTM STP 1401), p.191 - 209, 2000/00

これまで日本原子力研究所では、原子力用材料の種々の特性データを有効に利用するために、原子力材料総合データベース(JMPD)の開発を行ってきた。原子炉の炉心構造物(おもにオーステナイト系ステンレス鋼製)の経年劣化・損傷機構の一つである照射誘起応力腐食割れ(IASCC: Irradiation Assisted Stress Corrosion Cracking)は、現用発電軽水炉の損傷要因としてばかりでなく、放射線と腐食の作用するシステムにも共通する材料問題と考えられる。本報告では、一部インターネットを通して利用可能なJMPDの現状を述べ、さらにIASCCに関するデータについて新たな視点からの解析を実施し、照射後試験結果及び透過電子顕微鏡(TEM)観察結果と併せて得られた知見として、IASCC感受性及びSCC成長速度における合金元素、溶存酸素及び照射量の効果について明らかにした。

論文

Data-Free-Way; Attempt at developing distributed database for nuclear materials

衣川 純一*; 藤田 充苗*; 野田 哲治*; 辻 宏和; 加治 芳行; 崎野 孝夫*; 舘 義昭*; 金田 健一郎*; 益子 真一*; 志村 和樹*; et al.

Proceedings of 9th German-Japanese Workshop on Chemical Information, p.134 - 135, 2000/00

金材技研、原研、サイクル機構及び科学技術振興事業団の4機関が共同して各々の得意分野の材料データを提供し、高速電送回線を介してインターネット上で相互利用が可能な分散型材料データベースシステム(データフリーウェイシステム)の開発を進めてきた。今後、データフリーウェイに基づいた定量的知見の抽出とその抽出した定量的知見の機械可読形式での保存(知識ベースの創製)、オントロジーやXMLの導入によるシステムの高度化を計画している。

報告書

原子力用材料データフリーウェイを用いた耐熱合金諸特性の検索結果(共同研究)

加治 芳行; 辻 宏和; 崎野 孝夫*; 藤田 充苗*; 衣川 純一*; 舘 義昭*; 斉藤 淳一*; 加納 茂機*; 志村 和樹*; 中島 律子*; et al.

JAERI-Tech 99-007, 32 Pages, 1999/02

JAERI-Tech-99-007.pdf:1.53MB

科学技術庁金属材料技術研究所、日本原子力研究所及び動力炉・核燃料開発事業団は、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベースシステムである原子力用材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを平成6年度までに構築した。さらに新たに科学技術振興事業団を加えた4機関でデータフリーウェイの利用技術の開発に関する共同研究を平成7年度から開始し、平成11年度末に一般公開するスケジュールで研究開発を継続している。この共同研究では、インターネット上のパソコンからデータフリーウェイシステムを利用して、耐熱合金の諸特性に関しての検索を行い、新たな知見を得た。今後、平成11年度末の一般公開に向けて、使いやすさの向上のためのシステムの改良を行い、データ量の確保とデバッグを含むデータの拡充を進めていく予定である。

論文

Distributed database system for advanced nuclear materials (Data-Free-Way)

辻 宏和; 横山 憲夫; 藤田 充苗*; 加納 茂機*; 舘 義昭*; 志村 和樹*; 中島 律子*; 岩田 修一*

Advances in Science and Technology, 24, p.417 - 424, 1999/00

金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。データフリーウェイに収録されているステンレス鋼の照射関連のデータを用いて、スウェリング特性、引張特性、疲労特性等に及ぼす中性子照射効果を抽出し、データベースの有用性を示した。

論文

Present status of data-free-way (distributed database system for advanced nuclear materials)

辻 宏和; 横山 憲夫; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 加納 茂機*; 舘 義昭*; 志村 和樹*; 中島 律子*; 岩田 修一*

Journal of Nuclear Materials, 271-272, p.486 - 490, 1999/00

金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速伝送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。データフリーウェイに収録されているステンレス鋼の照射関連のデータを用いて、クリープ特性、疲労特性等に及ぼす中性子照射効果を抽出するとともに、照射データの不足している条件を明らかにして今後の実験計画への提言を行った。

論文

日本原子力研究所東海研究所における材料研究

勝田 博司; 中島 甫

まてりあ, 37(11), P. 960, 1998/11

原研、東海研究所における材料研究のこれまでの経緯と、これからの展開予定についての概要の記述である。平成10年に、東海研究所の材料研究の中心的役割を果たしてきた材料研究部と燃料研究部を再編して、物質科学研究部とエネルギーシステム研究部を発足させた。前者では、原子力エネルギー利用で遭遇する種々の放射線場において、水素からアクチニドまでの化合物を対象に、その物理的及び科学的特性を原子核からマクロスケールに亘って研究し、原子力環境に優れた新素材及び材料の開発に貢献する。一方、後者では、多様なエネルギー戦略のシナリオに柔軟に対応できる将来型原子力システムの構築を材料の面から支える研究を展開する。

論文

インターネット上での分散型材料データベース; データフリーウェイの最近の活動

中島 律子*; 志村 和樹*; 藤田 充苗*; 辻 宏和; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 加納 茂機*; 岩田 修一*

情報知識学会第6回研究報告会講演論文集, p.43 - 46, 1998/00

金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。各機関では、各々の得意とする分野のデータをデータフリーウェイに収録するとともに、各々が特徴ある関連活動を行っている。ここでは、最近の活動について報告する。

報告書

原子力用材料データフリーウェイのWWW用インターフェイスの作成

志村 和樹*; 中島 律子*; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 辻 宏和; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 加納 茂機*; 岩田 修一*

JAERI-Tech 97-047, 22 Pages, 1997/10

JAERI-Tech-97-047.pdf:2.39MB

金材技研、原研及び動燃は、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。これをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を始めた。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。この共同研究の活動を、平成9年3月24日~26日に、東大で開催された日本原子力学会「1997年春の大会」において報告した。本報は、その発表記録として、学会発表要旨集に収録された要旨及び発表に用いたViewgraphを示すとともに、その各々のViewgraphに対する説明を収録したものである。併せて、学会発表会場における質疑応答も収録した。

論文

インターネット上の分散型材料データベース; データフリーウェイの現状

藤田 充苗*; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 中島 律子*

RIST News, (24), p.25 - 34, 1997/00

原子力分野における創造的材料開発に資するため、原研、金材技研、動燃及びJSTの4機関は原子力用材料の研究成果を体系的に収集・整理した基盤原子力用材料データベースシステム(データフリーウェイ)の開発・構築を共同研究として行っている。これまでに整備を完了した基本システムに対して、その利用環境を整え、付加価値を高めるため、インターネットを利用したデータ検索システム、画像データと数値データをリンクさせて表示する機能等を開発し整備した。また、それぞれの機関が得意とする分野を中心としたデータベースが整備され、入力データの拡張も着実に進んでいる。今後は、システムの充実と利用者の拡大を図るため、データの信頼性の確保、データの更なる拡張、利用環境の整備等を進め、広く一般に貢献できる材料データベースを目指す。

論文

原子力開発の技術基盤としての材料R&D

近藤 達男; 菱沼 章道; 野田 健治; 衛藤 基邦; 辻 宏和; 中島 甫; 木内 清; 大野 英雄; 小川 徹; 大道 英樹; et al.

原子力工業, 39(8), p.1 - 80, 1993/08

来世紀に向けた新しい原子力システムには、材料はその実現の鍵の一つと考えている。本論文は原研の材料研究のうち、基盤技術研究のカテゴリーの活動成果及び今後の方向をまとめたものである。I.原子力材料基盤強化のための材料研究。II.新型原子炉材料研究の最前線(1)核融合,(2)高温ガス炉。III.原子力プラント材料耐久性挙動の予測とデータベース。IV.新しい素材設計と物質探索。V.エネルギービームを利用した機能性材料の開発。VI.原子力システム環境対応耐久性新素材の開発。VII.新しい材料照射試験施設と材料試験技術開発。(1)照射試験施設,(2)材料試験技術開発

論文

Development of a distributed database for advanced nuclear materials: Data-Free-Way System

藤田 充苗*; 栗原 豊*; 中島 甫; 横山 憲夫*; 上野 文義*; 野村 茂雄*; 岩田 修一*

Proc. of the 4th Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research (JAERI-CONF 1/JAERI-M 92-207), p.402 - 409, 1992/12

平成2~6年度にわたり、金属材料技術研究所、動力炉・核燃料開発事業団及び原研の3機関が共同して、基盤原子力用材料研究の成果をネットワーク上の分散型データベースとして統合するためのシステム構築を進めている。本報では、システムの概念検討結果、エンジニアリングワークステーションを用いた試行システムの現状、ステンレス鋼の機械的性質に関するデータの評価例を紹介する。さらに、今後のシステムの整備計画に言及する。

口頭

原子力材料研究における第一原理計算・分子動力学シミュレーションと実験的エビデンス

鈴土 知明

no journal, , 

原子力機構・システム計算科学センターでは長年にわたって原子力材料の照射や経年による劣化現象のモデリング研究を行っている。本発表では、原子力材料モデリング研究分野全体を俯瞰して解説するとともに、最近の我々の研究活動や成果について述べる。

口頭

BCC-Feにおける転位-結晶欠陥集合体間相互作用の原子論的解析

早川 頌; 沖田 泰良*; 板倉 充洋; Haixuan, X.*; Osetsky, Y.*

no journal, , 

本研究は、原子炉構造材特有の材料劣化であるボイドスエリングのミクロメカニズムである、自己格子間原子集合体の転位への吸収過程における保存的上昇運動を通した三次元的運動に関して、原子論的アプローチによる予測手法を構築することを目的としている。本発表では、上記自己格子間原子集合体の保存的上昇運動を通した三次元的運動に関する原子的挙動予測手法と、手法の妥当性検証のために行なった分子動力学計算との比較結果を公表する。開発した手法とそれにより得られる結果は、従来ボイドスエリング定量化の際に欠落していた自己格子間原子集合体の三次元的挙動に関する新たな知見を与えるものであり、原子炉構造材の劣化予測に大きく資するものである。

口頭

原子力材料開発におけるミニチュア試験技術の重要性と課題

丹野 敬嗣

no journal, , 

原子力材料は、炉の運転中あるいは停止中に要求される性能(強度、形状、密閉性等)が担保されていることが必要であり、照射の影響を評価するための照射後試験が欠かせない。しかしながら、他の産業界での試験と異なり照射後試験には、照射スペースや試料のハンドリングなど様々な制約があり、ミニチュア試験が重要となる。これまでに実施したミニチュア試験の紹介として、被覆管のリング引張試験、イオン照射試験片を用いた不均一変形評価、ミニチュア破壊靭性試験を取り上げる。今後、限られた照射場や機会を最大限生かすためには、各研究機関の強みを生かしたミニチュア試験技術開発を進める必要があり、相互交流を深めて役割分担を図っていくことが必要である。

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